人の骨盤の構造的、機能的、感情的重要性は
どんなに強調しても強調しすぎる事なく
骨盤は体幹と脚の均衛を保ちます。
骨盤は腹部と骨盤の臓器 特に生殖器と
排泄器の容器で支柱であり保護装置です。
その装置と自由な動きは姿勢の調整上きわめて重要。
骨盤は一つの固まりとみなされる傾向があり
実際は後面を仙腸関節で前面を恥骨結合で
それぞれ結合された二つの寛骨からなります。
骨盤は全体で前後回旋、また左右に傾斜させる
事ができます。ただし各寛骨を他方に対し
大きく又は小さく前後回旋 出来る為、
骨盤ねじれが生じる事も。
各寛骨は 大腿骨頭を受容する寛骨臼の寛骨の
位置は股関節と対応する脚の位置に影響。
全体の骨盤の前後回旋も腰椎の正常湾曲に
影響しその結果 上体全体の姿勢にも影響。
二つの仙腸関節の位置で決定される骨盤の
外側傾斜で脚の体重分布が不均等になる事も。
それにより胸郭とその付着構造の位置を変える
代償作用が必要となります。
全額面と矢状面の傾斜または回旋、また寛骨の
ねじれが組み合わされる結果、ミスアライメント
が生じ様々な筋筋膜障害を下肢と上体全体に起こす
事があります。
姿勢問題の他 骨盤の筋肉緊張やトリガーポイント
は 生殖機能や排泄機能を妨げ内臓に組み起こす
原因に。
どの様な問診や検査でも骨盤は充分に配慮し
施術にあたります。
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